三立木材株式会社 訪問レポート
- 三立木材住宅部
専務取締役 河島様 - フジイチとのお付き合いは古く、「FSC森林認証の家」のプロジェクトなど、ともに天竜の山を伝え届けるパートナーです。
小峰 : 今日は、いつもお世話になっている三立木材様に、フジイチに対する想いなど、お話をうかがいたいと思います。よろしくお願いします。
さっそくですが、新入社員ということもあり、基本的なご質問になりますが、三立木材様とフジイチとのお付き合いについてうかがいたいのですが、お付き合いの歴史はどのくらいになるのでしょうか?
河島 : 私たちの会社は創業80年になりますので、
実は、フジイチさんよりちょっと古い会社です。製品販売を中心に約70年、先代の先代からの長いお付き合いです。
小峰 : そうですか、長いんですね。工務店部門はいつからされているのですか?
河島 : 平成4年に住宅部ができました。当初は外材時代でしたから、天竜材にこだわった住宅ではなく、米松も使用していましたが、時代を経て、フジイチさんのおかげで、オール天竜材へのこだわりを実現することができています。
小峰 : そんなフジイチ(当社)の製品をずっと使っていただいている、その理由とはなんですか?
三立木材の倉庫に並ぶフジイチ製品
河島 : まずは、信頼というか、安心があることです。以前から、関東方面の問屋さんから、フジイチの製品はいいと評判があったのです。だから住宅部門をするにも、フジイチの製品で家を作りたいと思いました。それから、もうひとつあるとしたら、私の自宅からフジイチが近い ことです。散歩コースでいつもフジイチさんの工場の近くを通ります。子供の頃から近しく感じていて、まさに、「一番身近な材木屋」なんですよね。
小峰 : ご実家がご近所ということですか?
河島 : えぇ、「なるんぼ」という、地域の祭りで使う桧の丸棒を、フジイチさんには倉庫代わりにずっと置いてもらっていましたし、また待ち合わせの場所として、目印に「フジイチのとこね」ってよく言ってたんです。特別な親近感ですね。それからもちろん、社員さんのキャラクターが親しみやすいというのもあります。
小峰 : そうですか、嬉しいです!社員が親しみやすいって。ところで、三立木材さんとは、FSC®森林認証の家プロジェクトでもご一緒しましたね。
河島 : あれは、地域の人たちがグループになって勉強できてすごくよかったですね。せっかくできたこの「チーム天竜」という場で、ゆるやかにつながりながら、色々な取り組みをしていきたいですね。
フジイチが三立木材とともに取り組んだ「FSC®森林認証の家」
小峰 : そうですね、フジイチの製品も、FSC材が増えてきていますので、今後も一緒に推進できたらうれしいです。そんなフジイチに、今後、お願いしたいこと、依頼したいことなどありますか?
河島 : そうですね、やっぱり天竜材としての「誇り」をずっと持っていただきたい。なんでも安売りしてしまうのではなく、やはり、この天竜の素晴らしい山林、素晴らしい製品、そしてフジイチという会社の信頼。製品を使っている工務店としても、そのブランドを大切にしてほしいです。私たちも、お施主様に、「うちはフジイチの木を使っています!」と、ずっと自慢をしていきたいものですから。
小峰 : 私たちもがんばります!今日はありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
- 三立木材株式会社
- http://www.sanritsumokuzai.co.jp/