- 私の家は代々林業家でして、父の代までは専業の林業家であり、会社勤めをするのは私が初めてです。
そのため私は山の木を売ったお金で育ち、小学校、高校、大学を卒業し生きてきました。
「山の木を育てるのは、子供を育てるのと同じだ。手を抜けば曲がり、ほっとけばまともに育たない。」と、愛情を持って育てた、父自慢の山林を受け継ぎました。
(株)フジイチの業務を行う上でも、山への想いは大変強い物があり、山の木を活かせる立場にいる事に大変喜びを感じています。
- 当社は、森林の管理・立木の伐採・製材・製品の販売を一貫して行っています。
森林組合・製材・小売りが一つになったようなものです。 この一貫した業態に興味を持ち、西は岡山、北は秋田から、東は千葉、南は長崎から若人が参入しています。林業はまさに注目されていると感じます。
社員は家族と同じだと思っています。時には厳しく、時にはやさしく、兄貴のように、親父のように、または雷親父になるかもしれません。家族的やさしさの中に厳しさのある会社が理想です。
お客様の声に耳を傾ける事はもちろん、若い人の意見を聞き、支援してくれる行政施策を理解し、天竜の山の歴史に学びながら経営して行きたいと思います。